先日、決算書の役割についてお話しました。
決算書は、体調管理に使われる、
健康診断書やカルテのようなもの
とお話していたと思います。
(詳しくは№196の前回の記事へ)
しかし、
決算書や月次試算表にばかり目を奪われ、 経営において大切な事が盲目になってしまっている方がいらっしゃいます。
どうゆうことかというと 数字では表せられない、ものを見落としているということです。
例えば、
「社内全員の体調」
「モチベーション」
「コミュニケーション能力」
「社長への信頼」
「社員の方への信頼」
「不安、喜び、などの感情」
まだまだ、数字では表すことのできない事が社内には日々、変化しています。
もちろん、数字も毎日変化しています。
その毎日繰り返し更新していく数字や社内環境を見て
「違和感」を感じる事が大切です。
数字の違和感は月次推移表を使えば変化が見えやすいです。
しかし、社内の空気やコミュニケーション、モチベーションは 様子を見て、しっかりとその場の空気を感じ取るように意識しなければ 空気感や社内の違和感にはなかなか気づきにくいものです。
特に、社長がオフィスや現場にいる時は、いつものありのままの姿ではなく 日頃以上にテキパキと動いて、問題ないように見せるものだと思います。
ということは、日頃から社員の方とコミュニケーションを取り 情報を収集してみたり、相手の気持ちになってみたり… いろんな事を固定概念なく、「感じる」という事が日々出来る事だと思います。
じゃぁ、社員の様子みて、数字も見て… 結局何を見ればいいんだよ。
と思う方。
大切なのは、バランスです。 数字も確認しながら、社内の状態も確認する。
日々、数分でもそれを繰り返しておくと、課題解決をする時 社長の意見が社内に行き渡りやすいのです。
結果、社長が思い描いているステージにたどり着く事ができます。
日々、何ができるでしょうか?
「可能性」を「挑戦」へ。長瀬あさみでした。
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